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ドラゴンボール超スーパーヒーローのあらすじは?みどころや感想も!

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2022年6月11日(土)に全国劇場公開された映画「ドラゴンボール超スーパーヒーロー」を観てきました!

今回の映画の主役は「孫悟飯」「ピッコロ」の二人で、悟空やベジータも出てはきますが作品のストーリーには関わりがない状態でした。

この記事ではパンフレットや予告動画だけでは得られない、ドラゴンボール超スーパーヒーローあらすじみどころ感想の紹介をします。

映画ドラゴンボール超スーパーヒーローのあらすじ

過去に孫悟空によって壊滅した悪の組織「レッドリボン軍」ですが、レッド総帥の息子「マゼンタ」はレッドリボン軍の表向きの顔レッド製薬の社長として君臨しています。

マゼンタはレッドリボン軍を再建するべく、かつて人造人間を作り出し、自らも人造人間に作り替えた天才科学者ドクター・ゲロの孫「ドクター・ヘド」に目をつけ、接触を図ります。

ドクター・ヘドはレッドリボン軍の資金力に目をつけ、レッドリボン軍へ雇われることにし
マゼンタから依頼された最凶兵器を造り上げる傍ら、新たに人造人間ガンマ1号、ガンマ2号を生み出します。

マゼンタは孫悟空に復讐すべく、カプセルコーポレーション(ブルマの会社)が宇宙人(悟空達のこと)と結託した悪の組織だと言うことを吹き込み、ドクター・ヘドに人造人間ガンマ1号2号と共に悪の組織を討つように命令しました。

ここから人造人間ガンマ1号2号は自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、悟飯とピッコロを襲い始めます。

ガンマ2号の襲撃を受けたピッコロは、その場を何とかやり過ごしたあとガンマ2号を尾行しレッドリボン軍の基地に潜入しますが、そこで発覚したのは「最凶兵器」の存在でした。ピッコロは地球上にいる戦力を計算しますが、対抗しうる戦力が足りていない状態です。最悪の事態を想定し、破壊神ビルスの元で修行する悟空とベジータに救援要請しようとしますが連絡がつきません。

色々と準備しているうちに、レッドリボン軍は悟飯の娘「パン」を誘拐し人質にすることで悟飯をレッドリボン軍の基地へと誘き寄せました。

レッドリボン軍の基地で戦闘開始となりますが、自らをヒーロー側だと思っているドクター・ヘドとガンマ1号2号はレッドリボン軍のやり方に疑問を抱き始めてしまいます。

悟飯とピッコロの活躍により劣勢に立たされたレッドリボン軍マゼンタは最凶兵器を起動してしまい、
悟飯、ピッコロ、ガンマ1号2号達と敵の戦闘は佳境へと突入するのでした。

映画ドラゴンボール超スーパーヒーローのみどころ(ネタバレ含む)

みどころはやはりピッコロの存在と行動です。過去に大魔王、地球の神を経験した存在となるピッコロですが、いつも口では悪態をつきますが、なんだかんだで優しく面倒見が良いと言った部分が良く分かるシーンが随所に見られます。

特に物語の最初の方で、悟飯とビーデルの娘「パン」に修行をつけるシーン前後はピッコロがコミカルなキャラクターとして描かれていて思わずクスっと笑ってしまいます。

もちろん戦闘シーンもカッコいいので見逃せません。今作ではピッコロと悟飯が覚醒します。かつてナメック星で悟飯とクリリンが最長老様に潜在能力を引き出す術を施されましたが、それを思い出したピッコロも自分の戦闘力の底上げの為に潜在能力の引き上げを試みました。その後の戦闘シーンでは数段階強くなったピッコロを見ることができ、感動的でした!

悟飯に関しては、悟飯にとって大切な人が傷ついたのを切っ掛けに怒りのパワーで覚醒しました。しかも戦闘のラストシーンでは遂にその技を使ったか!と思わず心の中で拍手していました。

映画ドラゴンボール超スーパーヒーローを観た感想(ネタバレ含む)

全体通してとなりますが、戦闘シーン以外の部分の作りがとても良く、初期ドラゴンボールの雰囲気を強く感ることが出来ました。初期のドラゴンボールはキャラクターそれぞれが愛らしく悪役といえど、どこか憎めない存在が数多かったように思います。

今作ではドクター・ヘドがそんな位置づけのキャラクターになっていたと思います。悪い事はするが自分の芯があるキャラクターですね。

また、パンちゃんの存在がとても可愛らしく描かれていました。ピッコロとの修行で舞空術(ぶくうじゅつ)が使えないパンちゃんは幼稚園の時間になると走ってお家へ帰還しますが、走り方がアラレちゃんでしたね。

ピッコロについて、過去のドラゴンボール作品では主役として物語の中心となることが少なかったピッコロですが、根強い人気があるキャラクターです。師弟関係でもある悟飯と共に映画化されたことでピッコロにも進化が見られて嬉しがるファンは多かったと思います。ピッコロにはヤムチャのようになって欲しくないとずっと思っていたので、ボク個人の感想としては「鳥山先生ありがとうございます!」といった感じです!

まとめ

初期ドラゴンボールのメインの敵役レッドリボン軍に焦点があたった物語となり、お父さん世代の方も楽しめる映画だったかと思います。しかも年々強くなる悟空やベジータに強さの面でおいて行かれていたピッコロのパワーアップが嬉しかったですね。

物語進行シーンと戦闘シーンのバランスが良い感じで保たれていて、ずっと飽きずに見られたのも良かった点かと思います。

今作はドクター・ヘドのストーリーとなっていましたが、ドクター・ゲロが過去にレッドリボン軍でどのような研究をしていたのか等のキャラクターの掘り下げも見てみたいですね。

前回映画のブロリーから今作まで4年程空きましたが、次回作はもっと短いスパンで制作されることを願ってます!

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