お出かけ

リトルワールドのバックヤードツアーに家族みんなで参加した話

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すんず
すんず

どもども。すんずです。
またまたリトルワールド行ってきました。

今回の投稿は お出かけ のお話となります。

先日は オリジナルスパイスカレー作り体験 に娘と二人で参加してきたのですが、この日は家族みんなでバックヤードツアーへの参加をして来ました。

スパイスカレー作り体験の申し込み時、リトルワールドさんの冬イベント申し込みフォームを開いたときに

■スパイスを調合!オリジナルカレーを作ろう。
■博物館バックヤードツアー

ん? バックヤードツアー?
説明:普段は決して入れない裏側に潜入!貴重な収蔵品がズラリと並んだ空間にご案内します。

気付いたら申し込み完了していました 笑

リトルワールド到着!

曇り空ですがまだ雨降っていません

バックヤードツアーは11時スタートの回に申し込んだので、10:30目指して駐車場到着です。到着したらいつも通り、入場してすぐ左手の本館でお手洗いを済ませたりコインロッカーに荷物を預けたり。

リトルワールド内コロナの影響で休止中のサービス告知
休止中のサービス告知があります

ボランティアガイドさんのお話聞くの楽しいので再開されるのが待ち遠しいです。

リトルワールドバックヤードツアースケジュール

10:45頃になると、バックヤードツアー集合場所にスタッフさんが現れて「11時開始回の皆さんもうすぐですからね~」とお声がかかります。

バックヤードツアー

なにやら準備が整ったようなので一家でゾロゾロと集合場所へ足を運ぶと、すぐに受付をしてくれました。

11時開始回に参加される他の方達もすぐに集合されていたので、スタッフさんから「皆さん早く集合して頂けたのでちょっと早いですけど始めちゃいますか~」と声がかかります。

はい。まったく問題ありません。早く見たいです。
と言うことで早速バックヤードへのご案内が始まります。

注意点と基礎情報

まず最初に通されたのは 作業室 と呼ばれるスペースでした。こちらは資料の撮影やメンテナンス、仮置きをする為のスペースとの事でした。

この後の 収蔵庫 に入って見学する前に注意点の説明が始まります。
先ほど「ちょっと早いですけど~~~」と声をかけてくれたスタッフさんは 学芸員さんだった模様。

見学時の注意点

資料保存のために
●土足厳禁 ・・・指定のスリッパに履き替えてください。入室後はスリッパを脱いで裸足や靴下で歩かないでください。
●荷物は最低限に ・・・携帯電話、財布などの貴重品以外は持ち込み禁止です。バッグ、日傘等は入室前にお預かりします。
●飲食禁止 ・・・アメやガムを口に含んだままの見学はお控えください。ペットボトルの持ち込みも禁止しております。
●筆記具は鉛筆のみ ・・・鉛筆以外の筆記具の使用はお断りしております。必要な方は係員にお声がけください。
●フラッシュ撮影禁止 ・・・強い光は資料の劣化を早めます。撮影はフラッシュを焚かないでください。

との事で、一つ一つの事項に対して小学生の息子娘たちにも分かりやすく、なぜ禁止なのかを説明してくれます。

博物館としての基礎情報

見学時の注意点と共に、リトルワールド(博物館)としての基礎情報を教えてくれました。

●リトルワールドが所有している博物館資料の点数 ・・・2022年1月時点で 約4万7千点 あり、そのうち常設展示(本館展示室や野外展示場)しているのが約1万点で、残りは 収蔵庫 に保管している。
博物館資料のことをリトルワールドでは 民族資料 と呼んでいる。

●リトルワールドの民俗資料に選ばれるもの ・・・リトルワールドは世界の様々な民族の生活を紹介する博物館なので、家の中にある家具、照明、食器、生活に関わる全ての生活道具が大事な民族資料になる。特に対象民族が日常的に使う道具で、民族の特徴をよく表す物が収集の対象に選ばれることが多い。購入価格は安価なものから高価なものまで様々だが、リトルワールドとしては資料の価値は変わらないと考えている。

収蔵庫の見学

注意点等の説明が終わると収蔵庫の中へ案内して貰えます。
収蔵庫へ入ってすぐ目に飛び込んでくる民族資料の数々にまず驚きです!パッと見で使い方が分かるものってくらいです笑

リトルワールドバックヤードの民俗資料たち
収蔵庫内は棚がズラリ

本館展示室で説明書きと共に紹介して貰わないと、物だけ見てもまったく分かりません笑

収蔵庫に入って教えて貰ったのは、収蔵庫内でどのように民族資料を保管しているのかと言うのと、どのように民族資料分類しているのかといった点でした。

特に分類についてはリトルワールドにとって大事な情報で、大きく2つの分類を採用しているとの事で、

①民族別分類 ・・・どこの国(地域)どの民族のものであるかを分かりやすくする為に、地域を記号で表し、民族ごとに番号を振って管理している。
②機能別分類 ・・・どんなものであるかを分かりやすくする為に、道具の機能役割で見分けられるように管理している。

民族資料の状態に対しても収集したときのまま保存できるように細心の注意を払ってみえます。例えばこの写真↓↓↓

リトルワールド民俗資料タイの小船

タイで実際に使われていた小船でその一部分の写真なのですが、板に穴が開いてその周りが焦げて見えます。
実はこの小船、タイのとある民族の一家が船に乗って仕事をしているときに、船上で食事をする為に火を熾した跡だったみたいです。

学芸員さんからこの説明を受けたとき、「リトルワールドとしてはこういった生活の跡も大事な情報として保存して行く」という強い使命感を肌で感じることができました。

バックヤードツアーを終えて

30分という限られた時間の見学でしたが、個人的には満足感というより、充足感が得られるような内容でした。博物館で説明書きだけでは想像しきれなかった部分がスルリと入ってくるような感覚ですかね。学芸員さんの話術でそう感じたのかもしれませんが、とても楽しい企画でした。
やはり人に説明して貰えるのって理解が進みやすいです。ボランティアガイドさんの再開が待ち遠しいですね。

いつも通りリトルワールドの散策

バックヤードツアーを終えたので、いつも通り園内の散策へ向かいます。時刻は11:30そろそろお腹も減り始めましたので食事がとれる方面へ歩きます。

娘が山形 月山山麓のみたらし団子を食べたいと言うので、この日は左回りで行くことに。

リトルワールド山形月山山麓の概観
月山山麓の建物外観
リトルワールド山形月山山麓の内部
月山山麓の建物内側

バックヤードツアーに参加した後だと展示物の見え方が変わりますね。今まであまり気にしていなかった生活感まで気になるようになってしまいました笑 そう、影響されやすいんですよ笑

建物を見ているうちに娘がみたらし団子を食べ終わったので歩を進めます。すんず&息子は来る前から決めていたインドカレーを食べるためにインド亭へ向かいます。

リトルワールドインド亭のインドカレー
ナンが美味しいんですよ

この日は15時から雨が降り始める天気予報だったので、食事の後は足早に園内を回ります。インドでスパイスを購入したり、フランスでマカロンを食べたり。

最後に石垣島で沖縄そばを食べて世界旅行から帰還します。

リトルワールド石垣島の沖縄そば
ミルクさんとラッシーくんも付いて来てます

おわりに

すんず&妻的にはバックヤードツアーと言う普段は入ることのできない部分の見学が家族で出来て、とても楽めました。子供たちにもこういった経験をさせることができて満足しかけたのですが、息子はこういった経験よりもゲームの方が楽しいお年頃なので「ふ~ん」位の反応でしたが笑

とはいえ、子供たちには色々な経験を通して色々なことに興味を持って貰える様にこれからも連れ回したいなぁなんて思っています。

息子的にはキャンプに行きたいとの事なので、暖かくなる頃を見計らってキャンプの計画を練ろうと思います。

さぁ、キャンプ飯何にしよう笑

以上 すんずのお届けでした。

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